国際送金は、外国人就労者が母国への送金、子どもが留学中の為の送金、海外通販の代金支払いなど、海外へお金を送るときに利用します。
日本で得た給与を、母国の家族へ送金が可能な国際送金サービスは、日本で働く外国人就労者にとって欠かせないものです。
数年前までは、海外送金となると、銀行を利用するしかありませんでした。
さまざまな金融機関が、最近では国際送金サービスを行っています。
そこで当記事では、さまざまな金融機関の中から、5つのオススメの国際送金サービスを選びました。
各サービスのデメリットとメリットを徹底比較します。
ご自身と母国のご家族にピッタリな海外送金サービスを選んでください。
国際送金サービスとは?
「手続きが簡単」「手数料が安い」「母国で時間がかからず受け取れる」文句なしの国際送金サービスをイメージしたことがありませんか。
・銀行は手数料が高い
・海外送金サービス会社は手数料が安い
一つずつみていきましょう。
銀行は手数料が高い
銀行は手数料が高くなります。
3,000〜4,000円位が、ほとんどの銀行で手数料としてかかるのです。
銀行での送金は、下記が合算されて手数料がかかるので、高くなります。
- 日本で送金をする為の銀行の手数料
- 母国で受け取りをする銀行の手数料
- 日本で送金した銀行と母国で受け取る銀行を中継する銀行で発生する手数料
- 日本の銀行で現地の通貨に両替するときの手数料
手数料が高いので銀行での国際送金のメリットはほとんどありません。
国際送金サービス会社は手数料が安い
国際送金サービス会社は、銀行に比べると手数料が安くすみます。
銀行では手数料が3,000〜4,000円位がほとんどです。
一方、500〜2,000円と国際送金サービス会社の方が銀行の半額以下の手数料になります。
銀行口座を作る必要もありません。
手軽に送金ができ、手数料が安く済むことが国際送金サービスの大きな利点です。
オススメの国際送金サービス
国際送金サービスのオススメを紹介します。
オススメ①「SBI Remit(エスビーアイレミット)」
SBIグループなら安心です。
初めての国際送金なら尚のこと、「安全に送金できるか」「送ったお金が母国の家族の元へちゃんと着くか」と不安に思っていませんか。
一生懸命働いて得た給料が安全に送金できるのか、手違いはないだろうかと心配になることもあるでしょう。
SBI Remitは世界中の金融機関と提携があります。
SBI Remitは会員登録後に、佐川急便の「受取人確認配達サービス」で、法律に定められている本人確認が必要です。
顔写真付身分証明書を用意し、佐川急便の配達時間(9時~21時)に自宅で宅配便の受け取りが不可能な場合は、会員登録ができません。
不正利用を防ぐ為です。
SBI Remitの国際送金サービスなら安心です。
デメリット
- 預金や利息付与などのサービスは無い
- 資金決済法により、一回の送金は100万円以下までの取り扱いとなる
メリット
- 国際送金手数料が460円からで、業界最低水準
- オンライン、ATM、コンビニから送金可能
- 世界200カ国以上の国と地域に送金が可能
- 日本語のみではなく、英語や母国語でも対応
- 送金を依頼してから、母国での受け取りは最短10分で可能
オススメ②「Wise(ワイズ)」
国内送金を活用しているので、手数料が安く、送金も速やかです。
手数料には、リアルタイムでの為替レートを使っているので、手数料に余分な金額が上乗せされません。
Wiseは基本的に中継手数料が発生することはないので、送金前のシミュレーションで示された金額がそのまま送金できますが、もしも中継手数料が発生する場合は注意書きが表示されます。
手数料は、通貨の為替レートや送金額などで変わります。
Wiseのサイト内にある「手数料計算ツール」に送金額や通貨を入力すると、実際の金額が計算されて出てくるので簡単です。
母国への着金日数は、受け取りの銀行の処理時間によって違ってきますが、ほとんどが1〜2営業日で着金します。
Wiseは手数料が安価で、送金スピードも速い国際送金サービスの一つです。
デメリット
- 海外が本拠地の為、日本語の対応がやや弱い
- 母国に受け取り用の口座が必要
メリット
リアルタイムの為替レートを使っているので余分な手数料の上乗せがないので、手数料が送金額の0.41%からと安価である
送金がスピーディー
サービスの登録はスマホ操作と書類のアップロードのみ
オススメ③「PayPal(ペイパル)」
PayPalは世界190カ国23の通貨に対応しているオンライン決済サービスです。アカウントを取得する必要がありますが、メールアドレスを登録すればアカウントを簡単に取得でき、国際送金も可能になります。
母国の受取側の家族もPayPalのアカウントが必要です。
本人確認手続きが必要で、アカウントの新規登録後30日間は、受け取った代金を銀行口座で利用できません。
送金は即時にアカウントに入金となりますが、銀行口座への引き出しには最短で3営業日です。
PayPalはオンライン決済サービスですが、送金もできるサービスになります。
デメリット
- 母国の受取側もPayPalのアカウントが必要
- 銀行口座への引き出しには最短で3営業日
メリット
- 490円の国際送金手数料で安価
- 個人情報は最高水準の暗号化キーで保護されている
- アプリをダウンロードすればスマホで送金可能
- 知名度が圧倒的に高く、利用にも不安感が少ない
オススメ④「Westen Union(ウエスタンユニオン)」
全世界で約200カ国、50万カ所の取扱店を有するアメリカの大手金融会社です。
マイナンバーと本人確認書類を持って日本国内の取扱店で手続きを完了後、国際送金ができます。
取扱店からは一回につき100万円まで送金が可能です。
送金手続きが完了後、母国では最短で数分で受け取れます。
手数料は、送金額によって変わりますが、990~9,000円です。
オンラインやコンビニでの送金も可能なのでご自身の都合に合わせて送金がすることができます。
Westen Unionはアメリカの大手金融会社です。
デメリット
- 独自の為替レートがあるので手数料にプラスされる
- 送金手数料が送金する金額によって変動する
- アプリ、オンライン、コンビニ、店舗での送金が可能
- 国際送金の手続き完了後、数分で母国での受け取りが可能
- 母国での受け取りの際の手数料無料
- 銀行口座の開設が必要
- 独自の為替レート、海外中継銀行手数料があるので送金手数料にプラスされる
- 送金手続きがオンラインで24時間対応
- 楽天銀行をメインバンクとして利用していれば資金移動が不要
- 楽天ポイントが貯まって、使える
- SBI Remit
- Wise
- pelpal
- Westen Union
- 楽天銀行